ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【解説記事】そのパソコン大丈夫?学生ガジェオタが解説する「賢いパソコンの選び方」と「安過ぎるパソコンを購入してはいけない理由」

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先日、ガジェットにそこまで興味がない親の知り合いが「〇〇(僕の名前)これどう思う?」と見せてきたパソコンが明らかな地雷PCだったのだが、その際に買ってはいけない理由を説明したところ意外にウケが良かったので、今回は僕がパソコン選びをする際に注意している点と「安易に安物のパソコンを購入してはいけない理由」を記事にまとめていきたいと思う。
特にWindows PCの購入で戸惑っている方の参考になれば幸いだ。Apple信者なのにWindows機の話が中心になるという...)
それでは今回も行ってみよう。

 

 

 

パソコン選びは難し過ぎる!!

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技術が成熟して3万円もあれば一般的な用途(電話、SNS、音楽を聴く、写真撮影)が十分こなせる機種が大半を占めてきているスマホiPad買っておけばとりあえず大丈夫と言えるタブレットと違ってパソコン選びはマジで難しい。

そもそもパソコンは人によって使い方も違うし、パソコンに対してかけられるお金もピンキリ。おまけに同じ値段や同じパーツを積んでいるかのように見えてもスペックがバラバラであまり詳しくない人にとっては

  1. どこを見ればいいか分からん
  2. とりあえず自分の予算に合うモデルを探して購入する
  3. 「ちゃんと使える」もしくは「思ったよりも使えない...」

となるのが大半なのではないだろうか?

実際に僕の親をはじめパソコンに詳しくない人が失敗する理由の多くが

  • 自分に必要なスペックの見方がわかっていない
  • 必要なスペックを手に入れるための適切な予算設定ができていない

の2つなのがほとんど。なのでまずは予備知識としてここだけは死守して欲しいスペックと現在主流のノートパソコンの平均的な値段を覚えていって欲しい。

 

ここだけは死守するべきスペック

その肝心なスペックというのは以下の3つ

  • CPU→Intel Corei5以上(もしくはRyzen5以上)
  • メモリ→8GB以上
  • ストレージ→SSD 128GB(できれば256GB)以上

...。とは言っても何の補足もなしにこう言われても「Core i?」「Ryzen?」となるのがオチだと思うので一つずつ解説させていただきたい。

 

CPU

このパーツでパソコンで出来ることの上限(=性能)が決まると言ってもいい重要なパーツ。

先程のCore iやRyzenというのはCPUのブランド名で下から順に

という風に性能が上がっていくのだが、一般的な事務用途であれば5までで十分。逆に動画編集などの重たい作業をサクサクこなしたいなら上位の7や9が積んであるパソコンを選べば不自由なく使えるだろう。

ちなみにCPUというパーツは年に1度の頻度で新しい世代のものに入れ替わっていく。いくらCore i5(Ryzen5)とついているからと言っても古い世代のモデルでは何の意味もないので、CPUを確認する際には最新世代かどうか(Core iシリーズなら第11世代、Ryzenなら5000番台)を確認した上で判断をして欲しい。(特に中古のパソコンを購入するときに初心者を騙しにかかる業者もいるので)

 

メモリ

CPUの次にパソコンの快適性を決めるのがこのメモリというパーツ。机の広さに例えられる部品で、これが多ければ多いほど一度に大量のアプリを立ち上げた状態でも快適に作業が行えるようになる。

kenboapplegadget.hatenablog.com

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そして肝心のメモリ容量だが一般的な事務用途で使うなら最低でも8GB、予算が許すなら16GBは欲しいところ。特にMacの購入を考えているなら少しお金を積んででも16GBにしておいた方が、後々使い込んで行った時の快適さに差が出てくる。

 

ストレージ

パソコンのデータを貯めておくためのパーツ。メモリとよく混合されがちだが、全くの別物なので注意して欲しい。

そして、肝心の選ぶポイントは

  • 絶対に「SSD」を選択する(HDDのモデルは買わない)
  • 128GB以上は死守

この2つ。個人的にはSSD搭載に拘るべきだと思っている。

似たような名前の「HDD」と違って「SSD」は

  • OSの起動
  • アプリの立ち上げ
  • 仮想デスクトップの切り替え

などありとあらゆる面が優れていて、一度使うと2度とHDDに戻れなくなるほどの快適性を秘めている。ぶっちゃけCPUやメモリを必要以上に上げるぐらい(上のグレードを選ぶ)であればSSD搭載に拘った方がいいほどにだ。

一方ストレージ容量に関しては後から外付けHDDやSDカード等で拡張できるため256GBもあれば十分。もう少し安く済ませたいとケチりたいならSSD搭載を死守しつつ、ストレージ容量をケチればある程度の動作性を担保して安い値段でパソコンを導入することができる。

 

現在主流のノートパソコンの平均的な値段

そして肝心なのが「快適に使えるスペックがどれぐらいの値段で手に入るのか」ということではないだろうか?

今回は

の中で「先程のスペックを満たす13〜15インチのノートパソコン」という条件で探してみた。

例えばDELLだと

で大体6万円から売られているし(以下の製品)

Lenovo

  • Ryzen5
  • メモリ8GB
  • SSD 256GB

で6万円からと全てのメーカーが大体5万円後半から使えるスペックのパソコンを出していて、この価格こそが現在パソコンを購入する上で最低限必要になるお金だということがわかると思う。

 

学生ガジェオタが解説する賢いパソコンの選び方

ではこれらの予備知識を踏まえた上で賢いパソコン選びのコツを解説させていただく。

 

1 「価格<<<スペック」を優先して選ぶ

パソコン選びに失敗するパターンの一つに「価格を優先するあまり、スペックが追いついていなくて失敗する」というのがあるのだが、それを避けるためにも

  1. まずは必要スペックを決める
  2. そこから自分の予算に合うモデルを探す

という探し方をオススメする。

大体自分に必要なスペックに関しては「動画編集やゲームをするかどうか」で決まるため、そういう使い方をしないなら先程紹介した「ここだけは死守するべきスペック」を基準に考えていただければ大丈夫だ。

 

2 外資系メーカー製PCを選ぶ

そして次に大切なのが「外資系メーカーのPCを選ぶ」ということ。具体的には

あたりを狙うべき。(個人的にはLenovoがおすすめ)

理由は単純でこれら外資系メーカーのPCは公式サイトで割引率の高いセールを頻繁に行なっていて高いスペックのPCを安く購入しやすいのと、モデル数が多い分必ず予算とニーズにあった機種が見つかるから。

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例えばLenovoの公式ページ。4〜6万円の割引か平然と行われている

kenboapplegadget.hatenablog.com

過去に実家用PCとしてLenovoのPCを購入したのだが、その時もセールで約5万円で

これだけのスペックのPCを購入することができた。先ほど紹介した「死守するべきスペック」を満たしながらも「タッチ対応ディスプレイ」と「指紋認証」の付加価値がついたPCを5万円で入手できると思えば、外資系メーカー製PCのコスパの良さがわかるのではないだろうか?

 

3 適切な価格設定をする

そして一番大切なのが「スペックを考慮した上で適切な価格設定をする」こと。

例えば事務用途として使うPCを選びたいなら6万円〜8万円が適正価格なのでその価格帯のPCの中できちんと使えるスペックのPCを選べばしくじることは少ないし、逆に動画編集や画像編集などをバリバリこなしたいなら10〜20万円クラスのPCを購入する...など適正価格を理解した上でPCを選べば「高かったのに全然使えない...」という悲劇を未然に防ぐだけでなく、浮いた分のお金で外付けHDDやディスプレイなどを購入してより快適な作業環境を構築することができるようになる。

 

コラム 6〜8万円のPCを選ぶ際に理解しておいて欲しいこと

ここまで「外資系メーカーの6〜8万円のPCはコスパ最強でおすすめ」だと言ってきたのだが、当然10万円以上するMacBookSurfaceと比べると注意点がいくつかあって、それが「あくまでも『並』以上の体験は得られない」ということ。

スペックは事務用途では全く問題ないとはいえ、動画編集や画像編集をバリバリこなそうと思うと厳しいところもある。ディスプレイはMaciPadRetinaディスプレイのように特別高精細な訳ではない。「まぁ、みれないほどではないよね」ぐらいのレベルだ。

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コストカットの関係で一部変則的なキー配列に

キーボードに関してはコストカットのためか

  • エンターキーが小さい
  • スペース横のキーとの間隔がない
  • 右シフトが小さい

など一般的な日本語配列のキーボードと比べると若干変則的な配列になっていて、打ちにくさを感じる場合がある。

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MacBookをはじめ10万円以上するPCは日本専用設計のキーボードを積んでいる

もちろんここまでの高コスパを実現している理由がこれらのコストカットによるものだと理解している。しかし、いくらスペックが同じだからと言っても「6万円のPCが総合力で10万円以上のPCに完全に勝るわけではない」ということだけは頭に入れておいてほしい。10万円以上のPCにはワンランク上の快適性を享受することができる魅力があるのだ。

 

安過ぎるパソコンを購入してはいけない理由

では最後に安過ぎるノートパソコンを購入してはいけない理由について語らせてもらおうと思う。

 

そもそも安過ぎるパソコンって何?

(このメーカーに限らず、こういった聞いたこともないメーカー製の安過ぎるPCはオススメできない)

ここでいう安過ぎるノートパソコンというのは定価2〜3万円で売られているような新品のPCのこと。あるいは聞いたこともないようなメーカーから出ている格安PCも安過ぎるPCにはいると思っている。

 

極端に安いPCはストレスが半端じゃない

そしてこれら相場よりも極端に安いPCというのはとにかくストレスが半端じゃない。

具体的には

  • 性能が低すぎて動作が重い
  • キーボードの実用性が皆無(あったとしても6〜8万円のPC以下)

の点でストレスがマッハで溜まっていく。

性能に関しては後ろでWindowsアップデートなどが走った瞬間にパソコン全体の動作が重たくなるレベルで仮にそうでなかったとしても、ワンテンポ遅れるような動作感。またキーボードは先ほど紹介した変則的な日本語配列だったり、下手すればアメリカで主流の英語配列を「無理矢理」日本語配列にしたふざけたキーボードもザラにあってこれも使う上でものすごくストレスが溜まる仕様だ。

一応、新品ではなく中古であればこれぐらいの値段である程度の動作が保証されているPCが手に入る可能性もあるが、右も左も分からない人がやるべきことではない(PCに関する知識がさらに必要になるため)

 

安いPC買うぐらいならiPadの購入がオススメ

あくまでも用途がウェブサーフィンと簡単なメールの返信に限られてくるという前提での話になるのだが、それなら安いモデルでもサクサク動作するiPadの購入がオススメ。

安過ぎるPCと違って

  • 動作はサクサク(元々10万円近くしたiPhoneに乗っていたチップが入っている)
  • iPad単体でも使える
  • キーボードを繋げば「簡易的」なPCとしても振る舞える

という点で優れているからだ。

kenboapplegadget.hatenablog.com

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ただしパソコンの独自機能(Webサービスを確実に動かしたい、パソコンでしか動かないソフトを使う必要があるなど)を利用して「出来るだけパソコンに近い使い方」をしようとするとiPadOSの未熟さ故、ストレスを抱えてしまう。そういう使い方をしたいなら大人しく6万円を貯めて現代でサクサク動くパソコンを購入しよう。

 

今回の総括

スペック表にしっかり目を通す。その次に価格。

冒頭でも話したが

と違ってPC選びは本当に難しいし、ガジェオタでもない人にとってスペック表に目を通して比較することが苦行に近いことなのも重々承知している。

しかしコスパを求めてパソコンを購入する上で「スペック表に目を通す」のは必須ともいえる作業。頭が痛いのもわかるが、そこはその後の自分がパソコンから得られるメリットを想像して耐えてほしい。

それでも「スペックを見るのはちょっと...」という人は上のDELLが出しているモバイルPCがオススメ。記事内に登場した死守するべきスペックと指紋認証付きで価格も普通。尚且つ今年の冬にリリース予定のWindows11へのアップデートもきちんとサポートしているので長く快適に使えるパソコンになること間違いなしだ。

少し長くなってしまったが、この記事をきっかけにより良いPC選びをして生活を改善していただければ本当に嬉しい。