いよいよ新型iMacとiPad Proの発売が月末に迫る中、6月に開催されるビックイベントであるWWDCの開催も近づいてきた。
今回はWWDC内で発表される可能性が高いであろうiPadOS 15にリーク情報などは一切なしで「僕個人」が追加して欲しい新機能・改善点についてまとめていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
まず初めに
当ブログを見ていただいている方は知っているかもしれないが、僕自身かなりのiPad中毒者。
実際に家で使うのはもちろん一時期はMagic KeyboardやSmart Keyboardと組み合わせて外でブログを執筆するためのマシーンとしてガンガンiPadを使っていたこともあったぐらい、僕の中でiPadは「魔法の板」的なイメージが強い。
そんなiPadも一昨年のiPadOS登場によってさらに進化、そして一段と使いやすくなったわけだがまだまだ不満点を感じるのも事実。ここからは僕個人がiPadOSに対して求めている進化点と改善点を具体的に書いていこうと思う。
iPad大好き学生Apple信者が次期iPadOSに求める新機能・改善点
1 フルブラウザ版Safari(もしくはChrome)の解禁
僕がiPadをMacの代わりに使えない大きな要因がフル機能版のブラウザが使えないこと。というかこれさえ解決してくれれば僕の使用用途ではMacを外に持ち運ぶ必要はほとんどなくなる。
現時点でのiPadOSでも
- Googleドキュメント
- 寿司打
ぐらいの簡単なサービスは動作するようになったとはいえ、僕が使っているはてなブログは
- ページレイアウトが崩れる
- HTML編集がやりにくい
- 過去記事の貼り付けが一発でできない
などまだまだ快適に使えるとは言いにくい状況でMacよりも携帯性に優れているにも関わらず、外出先でのメインの執筆マシーンにすることが出来ていない。(今までiPadをMacの代わりに使おうとした奮闘記は以下の記事参照)
kenboapplegadget.hatenablog.com
kenboapplegadget.hatenablog.com
kenboapplegadget.hatenablog.com
Webサービスをメインに使う僕にとって「フル機能版のブラウザが使える」のはかなり重要。他社に目を向ければGoogleもChromeOSにデスクトップ版のChromeが動くようにしているのだから、ぜひAppleにもMacと同じSafariやChromeをiPadで動かせるようにしてほしい。
2 iPadでMac用のクリエイター向けソフトを使えるようにして欲しい
昨年の12月には一部のMacがiPadと同じSoCで動くようになったのとiPad Pro(2021)にもMacと同じM1チップが搭載されたことを考えると、そろそろMac用のアプリケーションの一部をiPadでも動かせるようにして欲しいと思う。
実際、iPad向けに配信されている
- iMovie
- Microsoft Office
- Adobe CC(Photoshopなど)
はあくまでも簡易版的な立ち位置で流石にそれをMacの代わりに使うのは少し無理がある話。
個人的にハードウェアとしてのiPadは今年のiPad Proで完成したと思っているので、これからはソフト面での拡充をAppleには目指して欲しい。
3 Scribleの日本語対応
kenboapplegadget.hatenablog.com
iPadOS 14の目玉機能の一つとして追加されたScrible。数少ないApple Pencilを使ったiPadの操作を便利にする機能として「うぉぉ!!」と興奮したのだが、いざ蓋を開けてみると英語と中国語のみの対応で肝心の日本語圏では使えないという残念仕様...
そこからもうすぐ1年。今年こそはScribleを完全日本語対応化してより快適にiPadを操作する未来を体験したい。
4 Appライブラリの導入
kenboapplegadget.hatenablog.com
ホーム画面をきれいに整頓する機能としてiPhoneにはAppライブラリ、MacにもLaunchpadがある中で何故かiPadは不要なアプリアイコンを整理する機能が一切搭載されておらず、現在僕のiPadのホーム画面は4ページ構成となっている。(本当は2つか多くても3つまでにおさめたい)
それこそChromeOSにもランチャーが搭載されているのでiPadにもそれに相当する機能があっても良いのではないかと思う。
5 Apple Watchを使ったロック解除(iPad Proのみ)
外出先でのマスクの着用がマナーとなった今の世の中でiPadを快適に使うためにもiPhoneで実装されたApple Watchを使ったロック解除をiPadにも持ってきて欲しい...僕自身それが気がかりでProモデルの購入を踏みとどまっているのもある。
学生Apple信者の独り言 iPadでmacOSを走らせるのはちょっと違う
ここまで書くと「iPadでmacOSを走らせてしまえば良いだろ」と思うかもしれないが、個人的にiPad上でmacOSを走らせることをAppleが許すとは思えない。というか解決策が違う気がする。
もちろん今書いた機能のほとんどはmacOSをそのまま走らせれば解決するだろうし、Apple Silicon Macが発売された今となっては技術的に問題が起こることもないだろう。ただiPadとMacはそれぞれ違う歴史を歩んできた製品であってアプリ群も違えば、最適化されているインターフェイスも全く違う似て非なる製品。無理に一体化させて使い勝手が悪くなるよりはiPadOSの完成度をさらに高めて「iPad」としての使い勝手を向上させて欲しい。
今回の総括
大型イベントがまもなく開催。今年のOSの進化に期待。
なんだかんだ注目が集まりにくいOSの進化ポイントだが、iPhoneやiPadをはじめとする主力製品の革新的な進化があまり見込めなくなった今一番進化する可能性の高いOSを楽しむ価値は十分にある。
例年通りであればiOS、iPadOS、macOS、watchOSの新バージョンが確実に来るはずなので進化点に期待したい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。