FLEXISPOTさんから電動昇降デスクの提供をいただいたので組み立て設置。
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年4月3日
今までコタツを使っていたこともあって普通のパソコンデスクはとても高く感じる。 pic.twitter.com/rROGpXzvca
以前に比べて在宅ワークが増えたこのご時世、デスク周りのアップデートを考えている方もいいのではないだろうか?
今回は電動昇降デスクで多くのシェアを獲得しているFLEXISPOTさんからEG1というスタンディングデスクを提供していただいたので開封から組み立て、そして実際に使ってみてどうだったのかを記事にまとめたいと思う。今、スタンディングデスクに興味がある方はぜひ最後まで読んでいただきたい。
それでは今回も行ってみよう。
今回紹介する商品
今回紹介するのはFLEXISPOTさんのスタンディングデスクの中でも最も安いEG1というモデル。
(公式ページはこちら)
気になるその価格はなんと2万円〜(足のみ)。有名メーカー製の同じような商品が4万円や5万円で売られている中で約半額程度で手に入るのは相当敷居が低い。
ちなみにEG1を始めとするFLEXISPOTさんのスタンディングデスクは足のみを購入すれば、ホームセンターやIKEAなどで天板を別途購入して自分好みのデスクを簡単に作ることも可能。組み立て自体も足と天板を電動ドライバーでくっつけるだけなのでこれからDIYを始めようとしている人もうってつけの商品と言えるだろう。
開封
佐川のお兄さんが運んできてくれたのだが...とてつもなくでかい
特に純正の天板が1枚板になっている関係でかなりの大きさがある
それでは間髪入れずに
箱を開けてまず目に飛び込んできたのは机の足部分
後ろには滑り止め付き
さらにもう一枚段ボールを取ると
左右の足の間でモーターの動力を伝えるシャフトや
組み立て方が載った取扱説明書


Thankyouカード
電源ケーブルなどが入った箱


足部分にくっつけるパーツ


最後に足の支柱とネジ類が出てきてフレームの箱は空となった
組み立てからの設置
組み立ての手順を大まかに説明すると
- 机の足を2つ作る
- 足を引っ付けてフレームを完成させる
- 天板とフレームをねじ止め
- 各種配線を終わらせる
大体こんな感じでめちゃくちゃ難しいものではない。
まずは付属しているネジとレンチを使って
机の足(支柱)を2つ作る。
その後シャフトなどを使って2つの支柱をくっつけた後に
天板を支えるパーツをねじ止め
あとはフレームをひっくり返して位置調整をしたのち
天板と
昇降に必要な各種パーツと
シャフト部分を守る保護プレートをねじ止め
あとはシャフトをスパナで締めて
説明書通りに各種配線を終わらせる
最後に付属しているケーブルホルダーを使って簡単に配線をまとめれば組み立ては終了
と、組み立ては終わったのだがこの後の設置はかなり手こずった。何せこの机自体が30kg近くもあって簡単に動かすことができないからだ...
なんとか設置を終わらせて電源を確保
諸々も配線と今まで使っていたガジェットを元通りにして使える状態にすることができた。
今までのデスクがコタツだったこともあって作業スペースはかなり広さを感じる
今回、手元に天板がなかったので純正のものを送っていただいたのだが予想以上に質感がいい。個人的には純正の天板を選ぶのも全然アリだなという印象。
別角度から一枚
モーターを動かす関係で足フレームのほとんどは金属製で尚且つ重たいため、ちょっとやそっとのことではびくともしないずっしり感がすごい。
EG1を3日間使い込んだ感想
ここからは実際にEG1を3日間メインのデスクとして使い込んだ感想をお届け。
1 パソコンデスクとしての安心感が大きい
組み立ての時こそ「なんだこれ!?クッソ重たいやん」とも感じたのだが、いざデスクとして使い始めると逆にその重さが天板やその上に置いてあるものを安定して支えてくれるのでパソコンデスクとしてはかなり安心して使うことができる。
こんな感じでキーボードをタイピングするぐらいではディスプレイがゆれることはなく、1万円以下で購入できる机と比べると安定性は高いだろう。
2 時間の効率化
個人的にはスタンディングデスクを購入したからといって作業効率が2倍にも3倍にも膨れ上がることはないと思っている。どちらかといえば今までだらだらすることで浪費していた「時間」を効率的に使えるようになることの方が大きいと感じる。
皆さんにも「集中力が切れてきたけど、この作業はなんとしてもできるだけ早く終わらせたい」場面が一度はあるはずだ。そんな時、スタンディングデスクがあればボタン1つで姿勢を変えてもう一度集中した状態で作業をすることができるため今まで
- スマホを触る
- パソコンでウェブサーフィンを始める
- ゲームをする
などして消費していた無駄な時間の浪費を抑えて、やるべきことにタスクを割くことが容易に行える。
3 拡張性とカスタマイズ性がとても高い
今回送っていただいたのは120cm×60cmのちょうど中間サイズに位置する天板だが
- 22インチディスプレイ
- スピーカー
- キーボード
- マウス
- デスクスピーカー
- ドッキングステーション
- DVDドライブ
- ワイヤレス充電器
- HomePod mini
- コップ
と一通りのガジェットを設置しても隣にもう1枚ディスプレイを設置できるほどの余裕がある。23インチディスプレイを中心に据えたデスクを構成すると仮定した場合、拡張性はそこそこ高いと言えるだろう。
しかもEG1の場合、対応する天板のサイズ(最大140×70cm)内であれば天板を交換することで簡単にデスクの作業スペースを拡張することも可能なので「ちょっと作業スペースが手狭になってきた...」という時でも安価にカスタマイズを行うことができるのは大きな強みだ。
4 メモリー機能は欲しい...
このEG1はFLEXISPOTさんが販売しているスタンディングデスクの中で最も安いモデル。そのため上位モデルについているような
- メモリー機能
- アラーム機能
- 障害物検知機能
といった便利な機能は一切ついていない。
これらの機能がなくても電動昇降型のスタンディングデスクが2万円から購入できてしまうのは十分魅力的とはいえ、なんとメモリー機能のついた上位版との価格差は3000円しかなく僕としては「だったら3000円出した方が良くないか...?」とも感じてしまう。
やっぱり昇降する度にボタンを押し続けるのはめんどくさいし、自分で最適な高さまで微調整をしてやるのも手間。それに比べメモリー機能のあるモデルなら寸分の狂いもなく自分の集中できる作業環境を構築可能なことを考えれば「メモリー機能ぐらいは欲しいなぁ...」という気持ちにさせられる。
5 小柄な人に71cmは少し高いかも...
10代男性としてはちょっと低めの僕からすると(167cm)EG1の最低地上高である71cmはちょっと高い...
高さ調整機能付きの椅子で調整しようにも、足裏が床につかない状態になってしまって疲れるだけで根本的な解決にはならない...。でっかく自分の体格に合わせて最適な高さを選択できるメリットがあるのだから最低でももう5cm、できればもう10cm下げられればもっと最高だったと思う。
6 確実に訪れる配線地獄
もうカオス
これはどの会社の製品にも関わらず昇降デスクに必ず付き纏う問題なのだが
- パソコンの各種配線
- 電源
- 充電器関係の電源
が合わさった結果デスク周りの配線がとんでもないことになる。
さらに言えば電動昇降させる関係で各コードに余裕を持たせる必要もあり余計に汚くなるという二次災害付き。
配線を綺麗にまとめようにも別途収納ボックスを購入したり、足フレームにくっつけられるマグネット入り電源タップを購入する必要があったりと普通のデスクと比べて配線周りに気を遣わなければいけないのはデメリット。
今回の総括
スタンディングデスクの購入はかなりオススメ。しかし購入するならメモリー機能のついたモデルを
電動昇降機能をメインにしていなくても
- 自分好みのデスクを簡単に作れる
- 堅牢性がかなり高い
という点でスタンディングデスク(FLEXISPOTさんの製品)を購入するのはオススメ。特に自分に合わせた大きさのデスクを作れるのはかなりの強みになる。
しかしメモリー機能のついた上位版(EF1)との価格差が3000円。なんだかんだメモリー機能はあった方が便利だと思うので今から購入するのであればEF1以上のモデルを購入することをオススメしたい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。
※2021年6月12日 追記
FLEXISPOT様からお得な情報とクーポンをいただいたのでここでご紹介させていただきたい。
父の日セールということでこの記事で紹介したEG1をはじめ各種製品が安く購入できるチャンスなので、スタンディングデスクを検討していた方はこの機会に購入してみて欲しい。
(公式サイトで使えるクーポンはこちら)
500円商品券→FEXISPOT620
4万円以上で5000円割引→FLEXISPOT77