kenboapplegadget.hatenablog.com
この記事の最後の方でちょこっと登場したカスタマイズモデルのMacBook Proを使い始めて約1週間。もちろん快適に動いてくれているのだが、せっかくメモリ16GBモデルを購入したので今回は以前もブログの記事にもまとめた「MacBookメモリカスタマイズ問題」について僕なりの結論を記事にしていこうと思う。
実際にメモリ8GBと16GBの挙動の違いなんかも記事に書くつもりなので参考にしたいただければ幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
まずは結論
基本的にはメモリのカスタマイズがオススメ。ただ初めてMacを購入される人の8割はメモリにそこまで執着する必要もなし。
というのが僕の現時点での結論。もちろん以前書いた記事の通りメモリはカスタマイズするべきだと感じているが、改めてメモリ8GBと16GBのMacの挙動を比べてみると「全ての人にとって必ずしもメモリのカスタマイズが一番ではないんだな」ということにも気付かされたので、あえて「執着する必要もなし」と書かせてもらった。
そもそもメモリって何?何が重要なの?
メモリを一言で説明するなら「パソコン上の机」という感じで、パソコンで使わなければいけないツール(アプリなど)を出して置くスペースとして使われることが多い。
「メモリって何が重要なんだ?」と思われるかもしれないが、言い換えれば
「メモリの量が多い(机が広い)=たくさんのアプリ(ツール)を同時に立ち上げて使える」
ということなので、例えば
- ウェブブラウザ+Word
- 画像編集アプリ+動画編集アプリ
- メーラー+メッセージ系アプリ+ウェブブラウザ
などパソコンで2〜3個のアプリを同時に立ち上げての作業やそれらのアプリを切り替えながらの快適度が爆上がりする。
逆に言えばメモリの量が足りなくなる(アプリなどを広げておく作業スペースがなくなる)と一気にパソコン全体の動作が重たくなる。そうなると重たい作業の有無に関係なくパソコンが使えない状態となってしまうため、どんな時でもパソコンを快適に使うという面においてメモリの容量は非常に重要なのだ。
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(まだメモリ8GBのモデルを使っていた頃に書いた記事でもメモリの重要性をまとめている。もちろん実際に16GBモデルを使っていたわけではないので、独断と偏見が混じっているところもあるが参考程度に見ていただければ嬉しい)
実際にメモリ16GBのMacBook Proに乗り換えてみて感じたこと
1 Pixelmator Proで文字打ちしても遅延しない!!!
僕のブログのサムネイルに関してはこのPixelmator Proというソフトで編集をしている。のだが...
とにかく文字入力の遅延がすごい。Chromeと一緒に立ち上げているだけでもレインボーカーソルの連続
と言った具合でとてもじゃないが快適に作業ができなかった。かなりストレスが溜まる。
一方、メモリ16GBのMacBook Proといったらとにかく快適。Chromeを後ろで立ち上げている状態で編集作業をしてもレインボーカーソルが出てくる機会がかなり減ったし文字入力以外の全体的な動作もかなり軽くなった(写真素材のスクロールなど)
うーん...やっぱりクリエイター向けアプリとプラスαで何かアプリを立ち上げながら作業するならメモリ8GBはキツイと痛感させられた。
2 複数のアプリ間の切り替えがサックサク
もはや快感レベル。本当に「パソコン使っていて良かった〜」と思えるほどにアプリの切り替えにかかるストレスがゼロ。
僕がよくやることとして
- ブログの記事執筆用→Google Chrome
- 音楽再生用→Apple Music
- 画像編集用→Pixelmator Pro
- 暇つぶし用→Twitter
のアプリを同時に立ち上げておくのだが、とにかく切り替える時の引っ掛かりが少ないし切り替えた直後で待たされずに作業を行うことができる点でメモリ16GBの恩恵を感じる。
3 精神的余裕が生まれる
メモリ8GBのMacを使っていたときは
- このアプリを閉じるか...
- タブ開きすぎたから消していこ
- Sidecarが重い...オフにするか...
という感じで自分のやりたいことを諦めることが多かったのだが、メモリ16GBになりかなりの余裕が生まれたことで今まで諦めていた部分を全く気にする必要がなくなったのはでかい。
ストレージでも言えるが、何か作業をするときに「心の余裕」が「ある」と「ない」とではかなり作業効率が違ってくる。細かなことを気にせずに自分のやりたいことができるって最高。
とはいえ...
ぶっちゃけた話「ブログを書く」というメインの用途においてはメモリ8GBでも16GBでもあまり使用感は変わらない。
もちろんChrome以外の立ち上げるアプリを気にする必要がなくなった点はかなり大きいとはいえ、それはアプリを立ち上げる数を最低限に削ればいい話でPixelmator Proのように「単体のアプリだけでも作業ができなくなるほど致命的」なわけではない。
それに現行のM1 MacはIntel Macよりも高性能で尚且つメモリの管理が非常に優秀。故に軽い作業(ウェブブラウジング、書類作成、音楽鑑賞など)の用途が中心となるのであればあえてメモリ16GBにこだわる必要はほとんどないと言えるだろう。また...
一番大切なことは「早くMacを使い始めること」
ぶっちゃけ機種はどんな機種でもいい。一番大事なのはMacが欲しいと思った時にできるだけ早くMacを使い始めること。
実際、現行のMacはどれも性能が高く
- 書類作成
- ウェブサーフィン
- エンタメ消費
- 趣味の動画編集・画像編集
程度の用途であれば動作の違いを感じることはほとんどない。例えそれがメモリ8GBのMacだろうが16GBのMacであってもだ。
結局のところクリエイティブ用途で使うにしてもそこで使うアプリのUIや操作に慣れておいた方が効率的に作業を行う事ができるので「いち早くMacを手に入れてMacやアプリに慣れる」事が一番大事だと思う。
今回の総括
欲しいと思ったタイミングでの購入を
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この記事でも書いているように、もしあなたが新しいMacを購入しようと考えているのであれば「欲しい」と思っているその瞬間に購入するべきだ。漠然とMacが欲しいと思っているのであれば尚更細かなスペックなどをいちいち気にする必要はない。
正直、早くMacを手に入れていろんなことにチャレンジした方が身につくものが多く、そこで得た経験が次Macを購入するときのスペック選びの指標になるので(実際僕もとりあえずでメモリ8GBを購入して16GB2回変え直している)ただ漠然と「Mac欲しい...」と思っているならその瞬間を逃さないように購入していただきたい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。