ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【買うならAir】M1 Macってどうなの?発売から2ヶ月。購入をオススメしたい人、オススメしない人を解説

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あの衝撃的な発表会から早くも2ヶ月。既にその性能の高さやバッテリー持ちの良さに魅力を感じて買い換えた方も多いのではないだろうか?
今回はそんなM1 Mac
・本当に購入するべきなのか?
・気をつけるべき点はどこなのか?
を発売から2ヶ月たった現時点でのレビューに僕の独断と偏見を交えてまとめていこうと思う。少しでもMac購入の参考にしていただければ幸いだ。それでは今回も行ってみよう。

 

 

 

まずは結論

8割以上の人に購入はオススメ。買うならMacBook Air一択。

これが現時点での結論。ではどうしてこの結論になったのかを説明していこうと思う。

 

M1 Macとは?

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詳しいことは上記の記事で解説しているのだが、このM1というチップはiPadiPhone向けのCPUをMacに最適化したもの。そのため、めちゃくちゃハイパフォーマンスにも関わらず、バッテリーの消耗や発熱がかなり少ない。

CPUの性能を数値化するベンチマークというソフトのスコアで言えば、M1 Macは本来30万円近くするMacBook Pro 16インチに迫るほどのスコアを誇る。これはかなりすごい。今まで高いお金を積まなければ手に入らなかった性能が半分以下の値段で手に入るようになってしまったからだ

しかもiPhoneiPadと同じ構造のCPUを採用していることで、一部iPhoneiPad向けのアプリをMacでそのまま実行することも可能。今までよりもiPhoneiPadとの連携が取りやすくなったことも魅力の一つになる。

 

M1 Macの凄さ

まずはM1 Macのメリットを解説。冗談抜きでこのM1 Macはかなり優秀。

 

1 圧倒的な高性能さ

あくまでも「ノートパソコン向けCPU」として考えればM1の性能はものすごく高い。

先ほども書いた通りベンチマークスコアでの性能はIntel MacBookの中で最強のMacBook Pro 16インチとほぼ同等かそれ以上。 ベンチマークだけでなく実際に動画の書き出しなどの作業をさせても一般的な13インチノートパソコンとは比べものにならないぐらい早く作業を終わらせることができる。(Appleが大好きなんだよさんの動画を参照)


Appleシリコン版Chromeや動画編集!M1 MacBook Airレビュー第二弾・実務で使うとどうなのか?バッテリー持続時間、動画書き出し/レンダリング時間をIntel Macと比較

ただ、ぶっちゃけノートパソコンの中でもデスクトップに迫るほどの高性能さを秘めたものは今までもあった。しかし、M1 Macの凄いところはこの高性能さを多くの人に使われている「13インチノートパソコン」という筐体に突っ込んでしまったこと。これによって今まではデカめのバックパックに「よし、持ち運ぶぞ」という覚悟を持って持ち運ばなければいけなかった15インチのパソコンよりも「圧倒的」簡単に超高性能マシーンを持ち運ぶことが可能となった。 

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僕自身、MacBook Proの13インチモデルをメインとしているが「どこにでも持って運んで使いやすい」このサイズ感はとてもいい。それでいて15インチ級ノートパソコンとほぼ同じ性能を備えているのだから

  • 家→外部ディスプレイを繋いで効率的に運用する
  • 外→気軽に持ち運んで家と同じ作業環境で作業をこなす

なんて使い方もできてしまう。iPadの10インチクラスもそうだが、MacBookの13インチというサイズ感はデスクトップとしてもラップトップとしても扱いやすい「黄金サイズ」と言えるだろう。

 

2 MacBook史上「最長」のロングバッテリーライフ

僕の経験上、Intel Macをバッテリー駆動でガッツリ使おうと思うと4〜5時間持てばいいいい方で基本的にはコンセントが確保できる場所を探すことが多い。ただMacを使いたいと思う場面でコンセントで電源が確保できるとは限らないし、コンセントのせいで作業できる場所が制約されるのは微妙。

その点M1 Macのバッテリー持ちは脅威的。Googleで調べたレビュー記事を片っ端から見た限りだと10時間近くは平気で持つとのこと。なんとIntel Macの2倍以上の時間バッテリーで駆動することができる。

おそらく多くの人は外で

  • 動画編集
  • RAWの現像

などの重たい作業をほとんどしないはずなので、単純に外に持ち運んでもコンセントの場所を気にせず書類を作ったりウェブサーフィンできるのはものすごく便利だと思う。

 

3 Rosetta2

本来、今までのIntel Macと構造が全然違うM1 Macは従来のソフトがほとんど動かない。イメージとしてはiPadMacWindows向けのアプリをそのまま動かそうとしているようなものなので当然と言えば当然の話。

当然、そのままであれば全く使い物にならないはずなのだがそこは天下のApple。Rosetta2という優秀なソフトを引っ提げて「今までのアプリもほとんど動くから大丈夫」と公言した。

このRosetta2は従来のMac向けアプリをM1 Macで動くように自動で最適化してくれるソフトで、なんとこのソフトを通すことで9割以上のアプリをM1 Macでほぼ問題なく動かすことが可能。

ただM1 Mac向けにリアルタイムで最適化を行う必要があるため、M1 Mac向けに作られたアプリと比べるとパフォーマンスは低下してしまう。...のだがそこはM1チップの圧倒的な処理性能でカバー。まさに「力こそパワー」という感じで体感上は一切もたつきを感じないレベルで動いてくれる。

 

M1 Macの弱点

基本的にM1 Macの購入はオススメ...と言いたいが、M1 MacAppleが初めてMac向けに「自社開発」したCPUを載せた初号機なのでいくつか欠点も存在する。

 

1 グラフィック性能が弱い

動画編集や画像編集をはじめとする「重たい作業」をパソコンで行うときに重要視されるのがGPU(グラフィック性能)。これがM1 Macは弱い。

冒頭で「MacBook Pro 16インチに迫る高性能さ」と紹介したのはCPU性能の話であって、グラフィック性能で言えば専用のパーツ(GPU)が載っているMacBook Pro 16インチやiMacには及ばない。

従来のIntel Macでは救済法として専用のパーツ(GPU)を持たないMacBookでもデスクトップ用のGPUを使えるようになる「eGPU」に対応していたのだが、なんとM1 Macではそれが使えない。そのためグラフィック性能が必要となる用途では詰みの状態に。

もちろん「ノートパソコン用のチップ」としてみれば十分高いグラフィック性能だ。しかしAppleは今後2年かけてiMacを含む全てのMacをM1(Apple Silicon)に移行させていくと既に発表していることを考えると、今のままでは非力感が否めない。

 

2 拡張性が少ない

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写真のようなシングルディスプレイ環境であれば問題はない

iPadと比べてMacは拡張性に優れるのが魅力。

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例えばThunderbolt3に対応するドッキングステーションを使って「ケーブル1本」でたくさんの周辺機器を繋いだり

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先ほど紹介したeGPUでグラフィック性能を強化したりなど...

もちろんM1 Macもほぼ全ての周辺機器を使うことは出来るのだが、今のところは

  • eGPU
  • 2枚以上の外付けディスプレイを接続する

ことは不可能。後者に関しては作業効率を上げるために利用している人も多いのではないだろうか?(おそらく今後の新しいモデルが出ていく中で改善されていくと思うが)

 

3 ソフト(Windows)との互換性

いくらRosetta2が優秀と言っても、本来M1 Macでは動かないアプリを無理矢理動かしている形になるのでMacの深いところにまで入り込むアプリは動かない可能性がある。

またIntel Macで使用可能だったBoot CampMacWindowsを入れる機能)やParallels Desktop(仮想化ソフト)も原則M1 Macでは動かない。ここ最近になってプレビュー版のParallels DesktopでようやくWindowsを起動することに成功したぐらいでまだまだ実用的に使えるレベルには達していない。

もし、今までMacWindowsをインストールして使っていたのならWindows問題が解決するまではM1 Macを購入するべきではない。

 

M1 Macをオススメしたい人

  • 普段メジャーなソフトでしか作業をしない人
  • とりあえずMacが欲しい人
  • Windowsとの互換性問題が気にならない人

もし、あなたが漠然と「Macが欲しいなぁ...」と思っているのであればM1 Macを購入してもほとんど問題はない。というのもせっかくMacに対して興味が沸いているのであれば早く購入してしまった方が時間的損失が少なく済むから。

基本的によほどのプロユーザーでもなければ先程のデメリットは気にならないものがほとんどなのでまずはMacを手にして欲しい。

 

M1 Macをオススメしない人

  • 仕事上でMacが重要な道具である人
  • Mac上でWindows環境を構築したい人
  • 高性能さよりも「無難さ」を優先したい人

いくら優れているとはいえ、M1 MacAppleが初めて出した自社製CPUを採用した製品に変わりはないのでここに紹介していること以外にも細かな不具合は多い。

そのため仕事にMacが必要不可欠であるという人は「高性能だから」といってM1 Macの購入に積極的になる必要はない。万が一不具合で動かなくなってしまったときに何も対応できなくなるからだ。

Apple自身も「今後2年間かけて全てのMacApple Silicon(自社製CPU)に移行していく」としているように、これからさらに欠点が改善された製品が出てくる可能性はかなり高い。別に焦る必要はないのではないだろうか?

 

MacBook Airがオススメな理由

2021年現在、M1 Macは3機種発売されている

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コンパクトなデスクトップパソコンであるMac mini

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この記事で最もオススメしているMacBook Air

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そして最上位モデルのMacBook Pro

価格だけで言えばMac miniが一番安い上に、この3モデルの性能は殆ど同じ。故に使用感がそこまで変わらず「だったらMac miniでもいいじゃん」となるのも当然わかる。しかし個人的にはただ「価格が安い」という理由でMac miniを選ぶよりもMacBook Airを選んだ方が幸せになれると思っている。

 

Mac miniMacBook Airの価格差は殆どない

まずは2つの価格を見て欲しい(どちらも最小構成モデル同士で比較)

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最小構成モデル同士で比較すればその価格差は32000円。これ一見すると大きな価格差のように思えるかもしれないが、Mac miniはデスクトップパソコン。当然パソコンとして使おうと思うと

  • ディスプレイ
  • キーボード
  • マウス

とそれらを設置する場所を必ず確保しなければならない。あくまでも一例になるのだがキーボードとマウスを純正品、ディスプレイをAmazonで売られている23インチフルHDとすると

  • Magic Keyboard(Mac用)→約10000円
  • Magic Mouse2→約8000円
  • ディスプレイ(Acer製)→約10000円

合計で約28000円もかかることになり、先程の価格差と差し引きすればたったの5000円の価格差にしかならない。

もちろんこれらを既に持っているのであればMac miniを購入するのが一番安く済む。ただ多くの人は初めからキーボードやマウスを持ってないと思うし、なんだかんだ場所を用意して各種配線をするのはかなりめんどくさい。その点MacBook Airであればパソコンの動作に必要なパーツは全て内蔵されていて、尚且つ一つ一つのパーツのクオリティーもめちゃくちゃ高い。さらにバッテリー内蔵で持ち運べるメリットもある。

やはりこれからMacを購入する人にとって「箱から出して電源を入れればすぐに使える」というのはユーザーフレンドリーで優しい仕様だと思う。

 

MacBook Proは「余計な付加価値」で値段が高すぎ

実はMacBook AirMacBook Proの違いは

  • デザイン
  • Touch Bar

意外に決定的な違いはないに等しい。厳密にはスピーカーとディスプレイがちょっといいのだが、殆どの人には分からないレベルのごく僅かなもの。

たったこれだけの違いなのにAirとProの価格差は3万円。正直言って

  • スペックは殆ど同じ
  • ラップトップの便利さ、出来ることも同じ
  • 重量やサイズ感も殆ど同じ

Proを3万円も出して購入する価値はない。少なくとも

  • 「Proのデザインが好きなんだ!」
  • 「最上位モデルを持っている所有欲を満たしたい!」
  • 「少しでも安定した性能を引き出したい!」

という人でもない限りわざわざProを選ぶ必要は皆無。

唯一の違いと言ってもいい「Touch Bar」も殆どの人にとって優位性のあるものでもないので、Touch Barと優越感のためだけにProを選ぶよりはその3万円で

  • 高級キーボード
  • 4Kディスプレイ
  • ドッキングステーション

のような周辺機器を購入した方が作業効率と幸福度が爆上がりする。

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今回の総括

Airコスパが高すぎる

Appleが初めて出したApple Silicon搭載Macということで細かな不具合も多いが、それでもMacBook Airが20〜30万円もするようなパソコンと同等の性能を手に入れてしまったことが衝撃的。それでいて価格は今までと同じ10万円台前半なのだからコスパはかなり高い。

こうやって他の機種と比較検討しても、Airの優位性が揺るがない。この記事を書いている間にも欲しくなってしまう。

今回は以上だ。ではまた次の記事で。