ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【実はかなり実用的】半裸族運用ってどうなの?iPadを5年間半裸族運用した学生Apple信者が答えます

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皆さんは「iPadの半裸族運用」という言葉をご存知だろうか?
今回はiPad Air2の時から5年間半裸族運用をし続けてきた僕がその感想を記事にまとめていこうと思う。iPadのケース選びの参考にしていただければ幸いだ。
それでは今回もいってみよう。

 

 

 

Apple信者のみぞ知る?iPadの半裸族運用って何?

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「半裸族運用」とはApple純正品である「Smart Cover」のみでiPadを運用することで、カバーをつけた時に背面のアルミボディーが剥き出しになることからそう言った呼び名がついている。

kenboapplegadget.hatenablog.com

Apple純正品ということで値段が高いのと全装備を「Apple」で固められるので「Apple信者(Apple好きな人)が使うイメージ」を持たれることが多いと思うが、個人的にはそんなことはないと思う。むしろこの運用スタイルを全てのiPadユーザーにオススメしたいぐらいだ。

 

半裸族運用で得られる最大のメリット

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やはり半裸族運用で得られる最大のメリットはこの「薄さ・軽さ」。これはサードパーティー製のケースを凌駕するSmart Coverを使うことのみで得られるものだ。

「えっそんなこと?」と思うかもしれないがサイズが大きく重量も重い(最低でも300g)iPadにとって「いかにケースを軽くできるか」は取り回しのしやすさに置いてとても重要。特に標準サイズである10インチクラス(無印、Air、Pro 11インチ)の場合、ケース選びを間違えると「気軽に扱えるラフさ」がなくなってしまう。

 

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Apple純正のSmart Keyboardもキーボード付きのカバーなのに「半裸族」なのでこの薄さ

kenboapplegadget.hatenablog.com

これはSmart Coverだけに言えることではなくキーボード付きの「Smart Keyboard」にも言えていることで「背面剥き出しのシンプルな形状」故にそれが

  • 取り回しのしやすさ
  • キーボード付きカバーの中では最軽量クラス

というメリットに繋がっていて、僕自身もSmart Keyboardの魅力は「キーボードとしての実用性とカバーとしての実用性の両立」を実現していることだと確信している。

そもそもiPadは「スマホとパソコンの中間を担うデバイス」。個人的にはゴテゴテのケースをつけて取り回しが悪くなってしまうのは元もこともないと思うので「iPadのラフさ」をとことん突き詰めた半裸族での運用が大好きだ。

 

しかし...デメリットも

そんな僕の大好きな半裸族運用にもデメリットが存在する。よく言われるのが

  • 背面が保護されない
  • 値段が高い

この2つ。ただこれらは対策をしてあげることでデメリットをメリットに変えることだって出来る。

 

1 背面の保護は背面カバーかスリーブケースの購入で解決

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軽さがメリットな分、背面はどうしても剥き出しになってしまう

Smart Coverの大きなデメリットとして挙げられる「背面の保護問題」。これはiPadの軽さやラフさを優先するばかりに生まれてしまうデメリットではあるのだが、この問題の解決策としてAmazonで売られているSmart Cover対応の背面カバーやスリーブを購入することで解決することができる。 

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僕もレザースリーブにiPadApple Pencilを入れて持ち運んでいる

基本的にSmart Cover対応のiPadApple Pencilを使おうと思うと、ワイヤレス充電に対応していない第1世代を使わなくてはいけないので上記のアクセサリーを使うことでSmart Coverの問題と同時にApple Pencilの持ち運び問題も解消する。これはデメリットを逆手に取って生まれたメリットと言ってもいいのではないだろうか?

 

2 値段が高い

Smart Cover(Smart Keyboard)も含めApple純正アクセサリーは値段が高め。背面保護のためにスリーブなどを別途1000円購入することを考えれば、もっとお金が必要になる。

正直これに関してはどうしようもないデメリット。とはいえ値段が高いだけあって製品のクオリティーは安物ケースとは全然違うためそこまで値段の高さは感じない。

 

思ったよりも背面は傷つかない

かれこれ5年ほど「半裸族+スリーブ」で運用し続けているがiPad Air2の時もiPad Air(2019)もそんなに「傷がたくさんついた」という印象はない。

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Appleロゴ

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iPadの右下

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カメラ周り

この写真の通り目立つ傷はほとんどついていないというのが分かっていただけると思う。

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使用時には背面に回して使うため傷つけるリスクはゼロに近い

このようにiPadを使っている間はカバーを背面に回して使うし、使わない時はスリーブに入れて持ち運ぶので背面剥き出しの状態だったとしてもiPadを傷つける機会は思っている以上に少ない。

 

傷のついたiPadって美しくないか?

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なぜか傷のついたiPadは何度も写真に収めたくなるほど美しい
  • 今後売却する時に少しでも高値で売りたい
  • これからも美しい新品の状態を楽しみたい

そう言った気持ちからカバーなどを使って「傷がつかない」ように製品を使いたくなる気持ちも分かる。前者に関しては買い替えにかかる費用が減って、より楽に乗り換えができるのでメリットが大きいだろう。

ただ...同時にその傷はどこにでも置いてあるiPadが自分と一緒に過ごす中で、自分の生活の一部として溶け込んできた証でもある。言ってしまえば無機質なiPadが「iPad好き」と言ってしまいたくなるほど自分のものとして好きになってくるきっかけでもある。

流石に、意図的に傷つけることには反対なのだが通常使用においてついてしまった傷はそんなに気にする必要はないのではないかと思う。

 

今回の総括

半裸族運用はジョブズとアイブがiPadの使い方を考え抜いて作った「究極」のカバー

ジョブズiPadを発表した時、彼は「iPadスマホとパソコンの間に位置するデバイス」と公言しステージに設置されたソファーに座ってiPadのラフさをアピールした。

そこから1年。ジョナサン・アイブとともにiPad2を開発していく中でたまたま磁石に関する論文を見つけて当時iPadのデザインを覆い隠してしまうカバーが多かった中で

  • iPadのデザインを崩さない
  • 簡単に装着できる
  • しかも機能的

なSmart Coverが誕生した。そこから現在に至るまでにSmart Coverは

  • Smart Keyboard
  • Smart Folio
  • Magic Keyboard

と様々な製品に派生しているが基本的な考え方は同じ。iPadを自分達自身で生み出し、その価値を理解していたからこそこれだけシンプルで完成度の高いカバーが生まれたのだと思う。

そんなSmart Cover(もしくはSmart Keyboard)を使った半裸族運用はまさにAppleが提唱している「iPadの姿」そのもの。是非とも一度でいいので純正アクセサリーでの運用を検討してみて欲しい。

今回は以上だ。ではまた次の記事で。

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