kenboapplegadget.hatenablog.com
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今まで僕はiPadにくっつけて使うSmart Keyboard系の製品には否定的な意見を持っていた。
しかしここ数年のiPadOSの進化が凄まじかったのもあり発売から約3年越しに遂に購入。今回はそんなApple純正のiPad用キーボードカバー「Smart Keyboard」を今更ながらレビューしていこうと思う。もし今からiPad用のキーボードの購入を検討している方の参考になれば幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
- 今回レビューする商品
- Smart Keyboardをなぜ購入したのか?
- 開封
- Leather Smart Coverとの比較
- いざ装着
- Smart Keyboardを1日使い込んでみた感想
- 今回の総括
今回レビューする商品
今回レビューするのはAppleから発売されているSmart Keyboardというカバーとキーボードが一体型となったキーボード。
このキーボード最大の特徴とも言えるのが
- キーボード一体型カバーの中で最もコンパクト
- iPad側面のSmart Connector接続でペアリング&充電要らず
の2つ。
この2つに関してはこの製品でしか享受できない唯一無二のメリットなのでiPadの機動力を損いたくない僕にとってはこれだけでも十分購入する価値があると判断した。
Smart Keyboardをなぜ購入したのか?
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この記事の通り僕はiPadの機動力を損なうという理由でSmart Keyboard系のカバーに対しては否定的な意見を持っていた。
もちろんそれは今でも思っているのだがそれ以上に...
MacBook Pro 13インチとHHKB+iPadを持って運ぶのは結構辛い...
MacBook Proを入れただけでも「ずしっ」とくる重みを感じるのにさらにHHKBが入るとなればそれはもう「カオス」。肩が痛くて仕方がない。
Smart Keyboardを装着したiPadの重さはおよそ700gで「MacBook Pro+HHKB」の2kg弱に比べて荷物が大幅に軽量化できることが分かったのとここ最近iPadOSの追い上げが凄いので購入することにした。
開封
デーン
iPad Smart Keyboard!!!
リサイクルマーク!!
透明のビニールから...
取り出す!!!
デーン!!
iPad Smart Keyboard!!!!(2回目)
いつもの美しいホワイトボックス
裏面位はイラストでこのキーボードの簡単な使い方が記されている
もちろん購入したのはUS配列
ちなみにiPad Air(2019)用として紹介しているがその他に10インチクラス(iPad Pro 10.5、iPad 第7世代)でも使うことが可能
開封の時
パカァ
おぉ...
箱の後ろがMagic Mouse2と同じように布素材で覆われているぅぅ
持ち上げてみる
ふふふふ
こっ、これは...
ペリペリペリ!!!
中には説明書が
いつものApple製品に入っているあれ
「Designed by Apple in California」
中にはキーボードの変形方法や使い方がイラストで記載されていた
難しい言葉無しでも分かりやすい
というわけでこちらが本体
iPadと磁石てくっつく部分にはSmart Connector
裏面はふかふかのファブリック素材になっていて
同じくAppleが発売しているSmart Coverと同じくらい触り心地がいい
キーボード部分を展開するとこんな感じ
端っこのキーが小さいがタイピング時にはそこまで問題にならなさそうだ
Leather Smart Coverとの比較
まずは外観。ぱっと見はどちらともほとんど同じ
ただサイドから見るとLeather Smart Coverの薄さが際立つ。どうしてもSmart Keyboardはキーボード分だけ厚みが増してしまう印象。
iPadとの接続部分は先ほども書いた通りSmart Connectorの有無程度
裏面は全然違っていてLeather Smart Coverが3段折りなのに対してSmart Keyboardは2段折りとなっている
いざ装着
とその前に...今までありがとうLeather Smart Cover(とは言ってもSmart Keyboardと並行して使っていくのだが...)
1年間使い続けていい感じにくたびれてきた所ではあるのだが遂にSmart Keyboardにバトンタッチをしたいと思う
接続はとても簡単で面倒なペアリングは不要。Leather Smart Cover同様にiPadと引っ付けるだけ
まずは基本となるカバーモード
どうしてもキーボード部分で厚みが出てしまうとはいえそれもかなり薄い方
そしてキーボード部分を展開
Leather Smart Coverのように折り込んでiPadを立てかけることでタイプモードに移行
この一体感がたまらん
グフフv( ̄∇ ̄)ニヤッ
しっかりと三角部分でiPadを支えている
続いてはスタンドモード
しかしこれはかなり角度が急なのであまり実用的ではないと思う。あくまでもスタンドとして立てかけて使うならタイプモード一択だろう
最後はスタジオモード
見ての通り適度の傾斜がつくのでApple Pencilで絵を描いたりするのに重宝する
Smart Keyboardを1日使い込んでみた感想
ではここからはSmart Keyboard否定派の人間が1日使い込んで見て感じた感想をまとめていく。
1 うち心地は及第点以上
この手のキーボードを今まで購入して来なかった理由の中に「持ち運びを優先しすぎて打鍵感を犠牲にしている」ところがあった。しかしこのSmart Keyboardの打鍵感は一体型キーボードカバーの中では相当良くて普段メインで使っているHHKBまではいかないもののちょっとした時間にブログの記事を書いたりTwitterの返信をしたりする分には十分すぎるクオリティー。
個人的にはMacBook Proのバタフライキーボードよりもこの「ポクポクポク」という打鍵感は好み。
2 持ち運びやすさは圧倒的No.1
Smart Coverと同じように前面だけを覆う形状なぶん持ち運びやすさは他の一体型のキーボードよりも群を抜いて優れている。故にキーボード付きでもiPadの機動力を極力損なうことなく運用することができる。
僕の使っているiPadはCellularモデル。取り出せばすぐにネットに繋がって使える状態になるのが魅力なのでそれを潰すことなくどこでも快適にブログを執筆できるのは感動レベル。
3 カバーとしての役割も一通り果たしてくれる
「Smart Keyboard」の名の通りこの製品はSmart Coverの持つカバーとしての役割も一通りは果たしてくれる。
ただスタンドモードの角度がかかり急なので基本的にはタイピングモードで使うかスタジオモードで使うことになりそうだ。
4 重さは許容範囲。しかしタブレットとして使う分には重たくなる
Smart Keyboardを装着した状態のiPad Air(2019)の重量は約700g。普段使っているMacBook Pro 13インチを持ち運ぶことを考えればかなり軽いのだが「タブレット」としてiPadを見たときにはズシっとくる重さ。
ぶっちゃけタブレットとしてしか使わないのであれば今まで使っていたLeather Smart Coverを使うか、Smart Keyboardを取り外して使った方がいい。
今回の総括
iPadの文字入力を効率化するガジェット。しかしほとんどの人には不要
ここ最近急激な進化を遂げているiPadOSとCellularモデルのiPadと組み合わせればこのSmart Keyboardは化ける。MacBookみたいにいちいちテザリングでWi-Fiにつなぐ必要もないし、コンパクトな故に電車の中などでもブログを書き進めることもできる。
ただiPadを購入する人全てがブログを書いたり、Officeをバリバリ使うわけでもないと思うので「iPadを購入する全ての人におすすめか」と言われたら絶対にそうは思わない。別に必要になってから購入すれば良いものなので初めから2万円をSmart Keyboardに使うよりもそのお金で
- ストレージ容量を上げる
- 上位モデルを購入する
- その他のアクセサリーを購入する
- Macを購入すための資金にする
などした方が幸せになれると思う。
とりあえず今後はMacとの使い分けやiPadだけでどこまでブログを書いていけるのかを中心にレビューをする予定。もちろんそのたびに記事をアップするので見にきていただければ嬉しい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。