MacBookを購入する際に行えるカスタマイズ。中でもストレージの増設に迷っている方もいるのではないだろうか?
今回はそんなMacBookのストレージをカスタマイズするべきなのかどうかを僕の主観を交えながらお伝えしていく。MacBook購入の参考にでもしていただければ幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
- 現在販売されているMacBookのストレージ容量
- まずは結論から
- 256GBのMacBookって足りるの?←結構普通に使えます
- ストレージは増やせる
- MacBookをカスタマイズするのであれば「メモリ」を16GBにするべし
- ストレージを256GBからアップグレードするべき人
- 今回の総括
現在販売されているMacBookのストレージ容量
現行で発売されている
- MacBook Air
- MacBook Pro 13インチ
- MacBook Pro 16インチ
の各種ストレージ容量は以下の通り
- MacBook Air→256GB、512GB、1TB、2TB
- MacBook Pro 13インチ→256GB、512GB、1TB、2TB、4TB
- MacBook Pro 16インチ→512GB、1TB、2TB、4TB、8TB
とかなり種類が多い。MacBook Proの上位モデルに関しては最低でも512GB、最大で4TBもしくは8TBまでストレージを増やすことができるのでよほどのことがなければ足りなくなることはないだろう。
まずは結論から
と、現在販売されているMacBookのストレージ容量を踏まえた上での結論
予算に余裕がないのであれば無理にストレージを上げる必要はない。そのお金もっと別のパーツのカスタマイズを。
これが僕が実際にMacBook Proを使い込んで得た結論だ。
256GBのMacBookって足りるの?←結構普通に使えます
実際に半年ほど使った僕のMacBook Pro 13インチ(2017)Touch Bar無しモデルの残りストレージ残量はご覧の通り
この中には
- ParallelsでのWindows環境の構築
- eclipseを使用したJava開発環境の構築
- Microsoft Office(Mac版&Windows版)をインストール済み
- そのほかいくつかのアプリをインストール済み
で残りストレージ残量は約167GB。あくまでも僕の使い方(ブログ執筆がメイン)にはなるがメイン機としてバリバリ使っていることを考えると半年使ってこれだけ余っているのはかなり余裕がある方と言える。
その他のデータ(Word、Excel、ブログ用のサムネイル、Apple Musicの音楽ダウンロード)に関しては本体にダウンロードしておく分を抑えめにしつつOneDriveやDropboxのクラウドを活用することで本体のストレージに余裕を持たせる工夫をしている感じ。MacはiPadとは違って「Finder」から通常の外部ストレージを扱うのと同じ感覚でクラウドを使えるのでデータの管理自体は結構楽。
ストレージは増やせる
あとこれはメタな話ストレージに関してはパソコン本体のスペックと違って外付けストレージやクラウドで簡単に増設することができる。故に初めにある程度の容量を購入さえしておけばそこまで問題になることは少ない。
そして外部ストレージは内部ストレージに比べて「容量当たりの単価が安い」。実際にAmazonで販売されている1TBの外付けSSDはSamsungやSanDiskなどの有名品で1万円ほど。しかも下記のリンクの商品に関しては持ち運びのしやすいコンパクトサイズで最近のMacBookにも直接可能なType-C接続。Type-Aに比べて高速データ転送を行うことができる。
ひと昔までまであった「持ち運びのめんどくささ、転送速度の遅さ」が改善されつつある今わざわざ外部ストレージではなく内部ストレージにこだわる必要がある人はおそらく少数のはず。だからこそ僕は内部ストレージではなく「あるもの」にお金をつぎ込むべきだと考える。
MacBookをカスタマイズするのであれば「メモリ」を16GBにするべし
kenboapplegadget.hatenablog.com
もし現在Macの購入を考えていて少しお金に余裕があるのであれば「ストレージ」ではなく「メモリ」にお金をつぎ込むべきだ。
理由は3つ
- メモリの多さはパソコンで行う全ての作業を効率化させる
- Mac自体がメモリを多く使う傾向にある(後ろで立ち上げっぱなしにしておくアプリも多い)
- ストレージは直接パソコンの作業を高速化させるものではない。後からでも対応は可能
特にMacBook系に関しては万が一メモリ不足に悩まされたとしたら本体ごと買い換える必要があり、そうなったときの出費は馬鹿にならないし本体を買い替える手間や時間が発生することを考えれば初めからメモリに余裕を持たせたモデルを購入して長く使った方がいい。
先ほども行った通りストレージは最悪1万円ほどで対応が可能。であれば購入してからはカスタマイズができないメモリやCPUにお金を使うべきなのではないだろうか?
ストレージを256GBからアップグレードするべき人
パソコンの使用用途は十人十色。当然人によってその使い方は違ってくる。
個人的にストレージをアップグレードするべきなのはこんな人
- 動画編集(クリエイティブ系)のソフトを使う・使いたい人
- Mac本体にiPhoneなどのバックアップを取りたい人
- パソコンで使う全てのデータを常にスマートに持ち運びたい人
- Mac上でWindowsを本格的に使いたい人
クリエイター系のアプリであるFinal Cut Pro XやLogic Pro、AdobeCCを使うもしくは少しでも関心があるのであれば悪いことは言わないのでストレージをアップグレードするべき。これらはアプリ自体も容量を食うしそれに関係するエフェクトを入れるとすぐに10GBを突破してしまう。僕もこのMacBook Proで動画編集をやったことがあるが編集素材といくつかエフェクトを入れただけで20GB近くストレージ容量を持っていかれた。
動画編集はファイル自体がそこそこ容量が大きいので少しでもデータ転送速度の速い内部ストレージを増やした方が編集作業を快適に行うことができるだろう。
iPhoneのバックアップも何気にかなりの容量を食うし、Boot CampでWindowsを入れようと思っている人はWindows専用のストレージスペースを作らなければならずストレージを圧迫する。そういう人は少し高いお金を払ってでも内部ストレージをアップグレードした方が幸せになれるはずだ。
今回の総括
内部ストレージに固執する必要は無い。ただし256GBが最低ライン
持ち運びのしやすい外部ストレージや持ち運びの必要すらないクラウドサービスの発展でもはやノートパソコンの内部ストレージに固執する必要はほとんどなくなった。ただ今の時代サブ機として購入するにしても128GBはデータの管理面などからかなりきつい...あくまでも256GBが最低ラインと言ったところ。
もしこれからノートパソコンを購入される際はこの記事の内容は下記の記事を参照していただいて購入に役立てていただければ嬉しい。
kenboapplegadget.hatenablog.com
今回は以上だ。ではまた次の記事で。