おそらくこの記事を読んでくださっているほとんどの方はiPhoneをdocomoやauなどのキャリアで購入されるのがほとんどなのではないだろうか？
今回は最近発売されたばかりの「iPhoneSE（2020）」を例にApple StoreでiPhoneを買うのが最もオススメな理由を解説していこうと思う。これからiPhoneを購入される方の参考になれば幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
キャリアでiPhoneを買うメリットはほぼない
最初にはっきり言っておこう。キャリアでiPhoneを買うメリットは現在はほぼないと言ってもいい
iPhoneX以前は2年間契約にして新しい端末に乗り換えても今まで使っていた端末は手元に残ったし、セールなどで安くiPhoneを購入できる点でキャリアでiPhoneを買うメリットは存在していた。
ただ現在では総務省から大幅な値引きや2年縛りが禁止されてしまったせいでキャリアでiPhoneを購入したとしても安く購入することができなくなってしまった。
各社は「4年ローンを組んで2年目にスマホを機種変すれば本体代金は安くなる」と謳っているがあくまでも「機種変」を前提にした話で結局は機種変をしなければ定価より高い金をキャリアに支払い続けることになる。
しかもキャリアから販売されたiPhoneにはSIMロックもかかっていて解除しなければ格安SIMにも移行しにくい（もちろん選ぶ会社にもよる）
まとめると
- 結局は定価以上の金をキャリアに支払う必要がある
- トータルで「実質」安くなっているだけで実際はキャリアにお金を払う続けるシステムに変わりは無い
- SIMロックがついている
以上のことから現在ではキャリアでiPhoneを買うメリットは皆無と言っても差し支えないと思っている。
Apple StoreでiPhoneを買うメリット
ここからはApple StoreでiPhoneを買うメリットを解説する。知らない方もいるかもしれないが実はアップルが運営している「Apple Store」でもiPhoneを購入することは可能だ。
そしてApple StoreでiPhoneを買うメリットは以下の通り
では解説していく。
1 キャリアよりも安く買える
それぞれ64GBで比較
- Apple Store→49280円
- docomo→38016円（他社からの乗り換えの場合は23360円）
- au→28750円
- SoftBank→28800円
一見するとApple Storeが一番高く見えるかもしれないが、あくまでもこれは「2年目にスマホを返還する条件での契約」の場合の話。実際に支払わなくてはいけない額は
と6000〜8000円ほどApple Storeの方が安く買えるのがお分かりいだだけるだろう。
これだけの金額があれば新しくケースを買ったり、イヤホンを新調したりすることも十分に可能だしそもそもApple Storeで買っても手に入るものは同じだ。だとすれば6000〜8000円も高い金を出してキャリアでiPhoneを買うメリットはあるだろうか？
しかも現在Apple Storeでは24回までなら「無金利」でローンを組んで購入することも可能なので「一括払いは少しきついなぁ」と言う方でも心配する必要はない。
2 0からiPhoneを開封できる
キャリアでiPhoneを購入する際Apple信者である僕には到底容認できないある問題がある。それは
「はっ？そんなこと！？」と思う方もいるかもしれないが新品のiPhoneのビニールをぺりぺりするのはもはや「神聖なる儀式」と言っても過言ではない。と言うかあれをしなければApple製品を購入する意味の半分が失われているようなもの。
しかしApple Storeで購入したいiPhoneなら「1から始めましょう...いいえゼロから！」と言わんばかりにビニールのペリペリを体験できる！！！（リゼロファンの皆さん申し訳ございません）
あと若干ブロガー目線で話すと開封したシーンの写真をじっくり撮れる点からも「好きなタイミングでiPhoneを開封できる」のは大きなメリットだ。
3 SIMフリー
元々キャリアのiPhoneは購入先の回線しか使えないように「SIMロック」と言うものがかけられていて、例えばそのままの状態でdocomoのiPhoneでauのSIMカードを使うことなどができないようになっている。
最近でこそ「SIMロック解除」を行うことでこの制限をなくすことはできるようになったが、そもそもApple Store版のiPhoneはそんなロックが設けられていない「SIMフリー版」で自分の好きなSIMカードを刺して使うことができる。
またSIMフリー版はキャリアで売られているiPhoneよりも高値で取引されるパターンがほとんどなので売却時により高い値段で売れるのも嬉しいポイントと言える。
4 iPhoneを買い替える際も手元に残る
Apple Storeでは2年後に端末を返還しなければいけない縛りは存在しない。当然ながらiPhoneを買い換える際は自分の手元に端末が残る。
「手元に残る＝自分の好きにできる」と言うことでもあるのでサブ機として持つのもよし、誰か知り合いに譲るのもよし、あるいは売却をして次のiPhoneの購入代金に当てるのだって自由だ。
仮にキャリアと同じように2年後に最新のiPhoneに買い換える場合でも今まで使っていた機種を売却すれば次のiPhoneの購入の負担を下げることにもつながるため使い終わった後の自由があるのは大きなメリットとは思わないだろうか？
僕のオススメプラン
「一括払いでApple StoreのiPhoneを購入、キャリアのSIMカードを移し替えて使う」
できれば初期投資は痛いが一括でiPhoneを購入してしまって月々の通信費を抑えるのが最もオススメ。一括がキツければ24回払いのローンを組んで払ってもいいと思う。
最も大切なのはApple StoreでiPhoneを購入するして「ネットワークだけ」キャリアを利用すること。現状、混雑時も安定して高速な通信を行えるのはキャリアぐらいしかないからだ。
後、せっかくSIMフリーのiPhoneを購入したのだからこの機会に格安SIMに乗り換えてしまうのもいいだろう。個人的には全国にショップを持っていて比較的通信も安定している「UQモバイル」もしくは「Y！Mobile」への乗り換えをオススメする。
今回の総括
上手な使い分けでお金を節約
Apple製品にも言えるが、それぞれのメリットをうまく活用すればストレスなくお金を浮かすことは十分できる。
この記事ではあくまでも「キャリアでiPhoneを購入する行為」がデメリットだと言っているだけでキャリアそのものの通信網は群を抜いて素晴らしいのでそう言った「メリット」をうまく利用しながら「賢く」生活してみてはいかがだろうか？
今回は以上だ。ではまた次の記事で。
