昨夜、新型iPhoneSE(2020)が発売され今iPhoneの購入を考えている方の中には「どの機種を買えばいいの?」と悩んでいるのではないだろうか?
今回は最も悩むであろう「iPhoneSE(2020)」と「iPhone11」を比較してどんな人にお勧めなのかを結論づけようと思う。少しでもiPhone選びの参考になれば幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
まずは結論から
それぞれの詳しい比較を行う前に結論をお伝えしておく。
どうしてもSE(2020)か11のどっちかで迷ったら「カメラ性能を重視するかどうか」で決めたら後悔はしない。
ではそれでも迷う方向けに詳しい比較を行っていこうと思う。
SE(2020)と11の比較するべきポイント
ここからはSE(2020)と11を比較検討する上で「絶対に抑えておきたい点」だけにフォーカスを当てて解説していく。これだけ見れば自分にあった機種がわかる。
1 プロセッサー
iPhoneの頭脳とも言える「CPU(プロセッサー)」はどちらも現時点では最新の「A13 Bionic」。当然最新のチップなので重たいゲームから普段おウェブサーフィンまでストレスなくこなすことができるだろう。
ゆえにエントリーモデルだからといってSE(2020)の性能面を心配する必要は全くない。
2 カメラ
- SE(2020)→12MP広角カメラのみ(XRとほぼ同等レベル)
- 11→12MP広角カメラ&12MP超広角カメラ(現状最高レベル)
SE(2020)と11を比較する上で避けては通れないのが「カメラ性能」。やはりSE(2020)は価格が安いエントリーモデルというのもあってカメラ性能は現行のiPhoneと比べると抑え目。最近のトレンドである「超広角カメラ」や「ナイトモード」の類が使うことができない。(あとはミー文字などの使用不可能)
一方11はズーム性能以外は「11 Pro」と同等で、超広角カメラなどの最新のiPhoneに搭載されている素晴らしいカメラを使った写真撮影が行える。
これは完全に人によるが、iPhoneを買い換えたい要因の1つに「カメラ性能に不満を感じるから」というのがあるのならカメラ性能が優れている「11」を買った方が賢明だろう。それだけ11のカメラ性能はずば抜けて素晴らしいものがある。
3 Touch ID or Face ID
これもSE(2020)と11で大きく違う点で、SE(2020)は従来の指紋認証(Touch ID)を搭載しているのに対して11はX系のiPhoneらしく顔認証(Face ID)を搭載している。
それぞれ一長一短でこれは完全に好みになってしまうのだが、今のこの時期「例のウイルス(コ○ナ)のせいでマスクをつけることが多くFace IDだとそのままロック解除を行うことができないためTouch IDの方が有利なのかもしれない。
ちなみに僕は手汗が多くて7のTouch IDによく弾かれるのでFace ID派。
4 デザイン
Touch IDの利用を考えたホームボタン付きデザインのSE(2020)に対して11のデザインは「TrueDepthカメラ」を除いてディスプレイがギリギリまで広がっている「ベゼルレスデザイン」。明らかに最近のスマホらしいのは11だ。
あと操作面でもホームボタンでの操作が中心のSE(2020)とスワイプが中心の11とで結構違うのでこれもお好きな方をどうぞ。
5 重量・大きさ
もし詳細な寸法について知りたいならAppleの公式ページにわかりやすく掲載されているのでそちらを参照してほしい。
大きさに関しては個人差があるが...個人的には
と言った感じ。正直11をバンカーリングなしで片手操作するのはだいぶキツイ。また僕みたいに手が小さい人はiFaceなどのiPhoneが「横に大きくなるケース」をつけるとめちゃめちゃ操作性が悪くなる。
その点8とボディーの大きさが全く同じSE(2020)は手の小さい僕でも片手操作ができてしまうぐらいの大きさなので「小さいiPhoneが欲しい!」という方はSE(2020)の方がいいのかも...
6 価格
それぞれ128GBで比較
- SE(2020)→49800円(税別)
- 11→79800円(税別)
両機種の価格差はジャスト3万円。これだけのお金を払って11の機能が欲しいかどうかでどちらを買うべきなのかが変わってくる。
具体的には
- Face ID
- カメラ
- デザイン
などがあげられるのではないだろうか?もしこれらの機能に魅力を感じないのであれば3万円出して11を買う必要は全くない。その差額でAirPods ProやiPadを買った方がいいだろう。
最後に...SE(2020)を買うべき人とそうでない人
僕が思うSE(2020)を買うべき人は以下の通り
これらの項目に当てはまる人はSE(2020)を買うべきユーザーだと思う。特に最新のiPhoneのカメラ性能に興味や必要性を感じられないのであれば3万円を出してまで基本性能が同じ11を買う必要はほとんどない。基本的にiPhoneでできることはどのモデルを買ってもそう変わらないからだ。
逆にSE(2020)ではなく11を買うべきユーザーは
- 今のiPhoneにカメラ性能での不満を感じている人
- 超広角カメラやナイトモードを試してみたい人
- Face IDやX系のデザインじゃないと嫌な人
以上の通り。やはりカメラ性能に魅力を感じるかどうかが11とSE(2020)の大きな分かれ目になると思う。少しでも魅力を感じるのであれば3万円を出してあのカメラを手に入れる価値は十分ある。
今回の総括
あなたはカメラ性能を重視しますか?
Appleの公式ページにある通りSE(2020)と11の基本性能は互角。エントリーモデルだからといって性能面で劣っているわけでもなく全然使えるレベルだ。
ではどうやって決めるのか?それはこの記事で何度のお伝えしているように「カメラ性能を重視するかどうか」で決めるのが最も簡単、且つ確実に最適な機種を見つけられる方法になる。
使うか使わないかは別にして11のカメラ性能はずば抜けて素晴らしい。この時期なので厳しいかもしれないが是非一度11のカメラを触ってみて決めて欲しい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。