先日僕はiPad Air2の後継機としてiPad Air 10.5を購入した。
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毎日欠かせない愛機と知って使っているが、今回はちょうどiPad Air10.5を購入してから1週間が経過したので使用レポートをお届けしたいと思う。これからiPad Airを購入する方の参考になったら幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
今回紹介する製品
僕が今回紹介するのは少し前にAppleから発売された「iPad Air 10.5」という機種。
10.5インチ iPad?Air Wi-Fi 256GB - スペースグレイ
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2019/03/28
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
ちなみに僕は256GBのCellularモデルを購入した。
(購入に至った経緯はこちら)
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iPad Air 10.5 1週間使用レポート メリット編
1 全てがサックサク
サクサク!快適!軽快!
と言いたくなるぐらいエントリーモデルであるiPad Air 10.5の動作は快適そのもので全くストレスを感じない。
今まで使っていたiPad Air2と比較するとその差は雲泥の差で、特にマルチタスクをした時や、アプリ間の切り替えが爆速になった。
しかも性能が良くなったおかげでブログの記事に大量に写真を貼り付ける開封レビューの記事などでもたつくことがなくなったのは本当に素晴らしすぎる。まさに「Spec is Justice」。
2 ストレージ管理地獄からの脱却
iPad Air2を使っていた時僕を1番悩ませたのがストレージ管理問題。何をするにしてもいちいちストレージの詳細を見て入れるアプリを決めるのはストレスでしかなかった。
これが以前使っていたiPad Air2の容量だが、残り2GBとはっきり言って少なすぎる。
だが!今度のiPad Air 10.5では一切そんな心配をする必要は無くなった。というのも今回は容量不足に悩まされないように256GBのモデルを買ったから!
音ゲーなどの容量の大きいアプリを大量に入れているが、それでもまだ200GB以上も余っているのでストレージを気にする必要が一切ない。
他のブログでは「256GBは余るから必要ない」という意見もよく見かけるが、僕は買ってから足りなくなって後悔するよりもワンランク上の確実に足りる容量のモデルを買って後悔しない方が良いと思っているのでもしあなたがiPadを新しく買うのであれば僕を信じて128GB以上のストレージを搭載したモデルを買ってほしい。
3 0.8インチのディスプレイサイズアップは意外と大きい
最初10.5インチサイズを買う前は「そこまで9.7インチと変わらないだろ」という偏見を持っていたのだが、実際に使ってみると様々なところでそのディスプレイサイズが効いてくる。
特に1番メリットに感じたのが
- Apple Pencilを使う時
- 動画を見る時
この2つ。どちらも大画面でやった方がより快適に使える用途だ。
しかも10.5インチモデルはディスプレイサイズは大きいのに、持ち運びの感覚が9.7インチとほとんど変わらない。基本的にワンショルダーバックには入るので、iPad Airは持ち運び可能なサイズでめいいっぱい大きなサイズを搭載したiPadと言えるだろう。
4 やっぱりTouch IDは最高
最新のiPad ProにはFace IDが搭載されて話題を呼んだが僕はiPadにはTouch IDが搭載された方がいいと思っている。
というのもiPadはiPhoneのように毎回持ち上げて使うことはない。このように机の上に置いてそのままロック解除をして使うことがよくある。
そういう時にFace IDだとロック解除のためだけに毎回持ち上げて認証する必要があるが、Touch IDならホームボタンの指を置くだけで爆速で認証されるのでどんな体勢でもすぐにiPadを使い始めることができる。
しかも!超高速なA12Bionicチップのおかげで第1世代のTouch IDを搭載していながら第2世代のTouch IDを搭載したiPhone7以上の速度でロック解除されるのでまさにストレスフリー。
5 フルラミネーションディスプレイは素晴らしい
何をするにしてフルラミネーションディスプレイは素晴らしい。コンテンツを見る時も、音ゲーをする時も画面が近い分快適に行うことが可能。
またiPad Air10.5のフルラミネーションディスプレイはiPad Air2のものに比べてさらに薄く作られているのでより快適性が上がっているのもグッドポイントだ。
6 スピーカーの音質が上がった?
あくまでもこれは僕の個人的な感想なのだが、同じ2スピーカーでもiPad Air2よりも音質が上がっている印象を受けた。
なんというか4スピーカーまでとはいかないが音がより深くなって、低音が出るようになった感じ。
初めて使った時はその「えっ以外に良くなってる...」と驚いた。
7 イヤホンジャック搭載は正義
最近のスマホやタブレットはイヤホンジャックを廃止するのがトレンドになっているが、iPad Air 10.5ではイヤホンジャックを搭載してきた。
僕はiPhoneの方でイヤホンジャックを使う機会はほとんどないが、iPadでは音ゲーをする関係で有線イヤホンを使う機会があるのでイヤホンジャック搭載は本当にうれしい。
有線イヤホンがすぐにさせるのは荷物が減るので結構重要。
8 Apple Pencilが最高すぎる
メモを取る。絵を描く。ノートを取る。これらの「書く」という作業を根本から変えてくれる魔法のツールがApple Pencilだ。
Apple Pencilでメモを取る。絵を描く。ノートを書く。
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2019年4月13日
これだけでも生活が変わる気がする。
話したいことはたくさんあるのだがここで僕が伝えたいのは「書き心地」に関して。もうね最高の一言。
パームリジェクションに対応しているのでiPadの上に手を置きながら使っても誤作動を起こさないし、Apple PencilはiPadに最適化されているので遅延などもほとんどない。
特に最近は「ブログに使う写真にApple Pencilを使って矢印などを書き込む」ことが多い。写真アプリから簡単に書き込めるし、一工夫加えるだけでかなり分かりやすい写真になるのでオススメ。
9 Split ViewやSlide Overがより快適に
今のiPadの最大のポテンシャルである「Slide Over」と「Split View」。
(右がSplit View。左がSlide Over。)
iPad Air2でも使えないこともなかったが、ワンテンポ置いてからアプリが立ち上がるという感じで「使えないことはないけど快適ではない」というものだった。
しかしiPad Airではスペックアップした恩恵でこれらの機能のレスポンスがかなりよくなった。
特にドックからアプリを引っ張ってきて起動させるまでの時間がとても早く、ブログの生産性向上に一役買っている。
8 スペースグレイが最高すぎぃぃぃぃぃ!!!!!
iPad Proからスペースグレイの色味がよりガンメタに近い色に変更されたので、その流れを汲んでiPad Airでも新しいスペースグレイの仕上げが採用されているがとにかく美しすぎるぅぅぅ!!!
Leather Smart Coverを使っていることもあって美しい背面をいつでも拝めるぅぅぅ!!
このスペースグレイで揃えた時の圧倒的な「統一感」
角ぉぉぉぉ!!!
Edge!!!!
Leather Smart Coverをつけているので外出先にもガンガン持っていける。
6s以前の薄いスペースグレイも高級感があって好きだったが、この新しくなったスペースグレイに仕上げも悪くないと思い始めている。きっとMac mini 2018を買って揃えたらめっちゃ満足するんだろうなぁ...
iPad Air 10.5 1週間使用レポート デメリット編
1 良くも悪くも今までのiPadのデザイン
iPad Airは以前の記事でもは書いた通り「エントリーモデルの最上位機種」なので、iPad Proのように先進的な技術は搭載されていない。「枯れた技術の水平思考」を使って価格を抑えているため良くも悪くも今までのiPadのデザインと様変わりしない。
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僕はiPad Air2から乗り換えたが、デザイン面で「変わったなぁ...」と感じたことはほとんどない。スピーカーも、カメラも、ハードウェアの基本的なデザインも殆どが同じだからだ。
これを「良い」ととるか「悪い」ととるかは個人の価値観の違いがあるのであれだが、僕的には価格が抑えられているので「別にいいのでは...」と思っている。
2 スピーカーが...
いくら音質が改善されたとはいえiPad Proの4スピーカーがほしくないと言ったら嘘になってしまう...特に2スピーカーだとiPadを横向きにして動画を見るときに片側しか音が出ないのでイマイチに感じる。
iPhoneとは違ってiPadは「エンタメ消費ツール」としての役割が強いので次期モデルでの改善に期待。
3 やっぱり9.7インチ
iPad Air 10.5からディスプレイサイズが10.5インチになり動画視聴やApple Pencilを使うことが快適になったが、やっぱり「ジャスト」なサイズ感では9.7インチを超えるものをないというのを再認識させられた。
10.5インチの場合サイドのベゼルが細くなったせいで使用中に画面内に指で触れてしまうことが多い。だからといってそれを気にしているとiPadがすごく持ちづらくなる。
寸法的には縦横に数センチしか伸びていない。しかしその数センチが使用感に大きな変化をもたらしているのだとしたら、やはり9.7インチも捨てたものではないなと思った。
4 このスペックを活かしきれない
iPad Air 10.5にはiPhoneXSと同じ「A12Bionic」が搭載されているので「重たいゲームや動画編集もサクサク!」とAppleは公式サイトで謳っているが
果たしてどれだけの人がその高スペックをフルに活かして使うのだろうか?
と疑問に感じている。
これくらい。ゲームなどは高スペックを要求するものもあるが
普通に使う分に高スペックを必要とする用途はあるだろうか?
僕はないと思う。多くの人が行うことの中に高スペックを必要とすることなんて皆無に等しい。
僕自身も現在iPadの高スペックを生かせるような用途を模索中だが、しばらくは見つからない気がする...
今回の総括
「Air」の存在意義はあり。迷ってるならとりあえずカートへ。
Airを1週間使ってわかったことはAirの存在意義も少なからずあるということ。かなり欲しい人が限られてくるとはいえPro並みのディスプレイを搭載していながら取捨選択をしっかりとして価格を抑えたiPadを出してくれたのは素直に嬉しい。
とはいえ多くの人にとっては「Air」よりも「無印iPad」や「iPad Pro」が魅力的に映るのは事実。実際に某家電量販店のコーナーでもたくさんの人が「無印iPad」や「iPad Pro」をたくさん触っていたし、「Air」はどんなモデルか分かっていない人がとても多かったのでそこら辺を含めて詳しく当ブログでレビューしていきたいと思う。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。